Compare

デジタルクーポンシステムの比較

どれが優れているかではなく、どの案件にどれが向いているかで並べます。 当方が向かない案件は、正直にそう書いています。

まず、売っているものが違います

ここを揃えずに金額だけを並べると、比較になりません。 費用の考え方は料金をご覧ください。

SaaS型(大手)ハレポン
売っているものシステムの利用権企画の実行
キャンペーン設定買った方が自分でこちらが設定して納品
店舗登録・QR/POP制作買った方が自分でこちら
期間中の問い合わせ対応買った方が自分でこちら
報告書データを出して自分で作成PDF・Excelで納品
料金の形初期+月額。参加人数やアクセス数で増える従量がつくことがあるキャンペーン単位のお見積り。上限なしの従量は付けません
分析画面で見て、Excelを落とすところまで。集計し直すのは自分分析の画面が11そのまま報告書になります(クロス集計・精算・広告QRの流入まで)
データの保存契約が終わると見られなくなることがある(60日など)年度をまたいでも残ります。翌年の企画で前回と比べられます

大手各社の料金は各社のサイトでご確認ください。公開しているところと、問い合わせのみのところがあります。

案件ごとの向き・不向き

こういう案件向いているもの
プレミアム付商品券・地域通貨の電子化大手が向いています。モバイル商品券プラットフォーム byGMOe街プラットフォーム(giftee)。 換金・精算の実務まで含めた実績が多く、規模も大きい
数万人規模・全国配信の販促大手が向いています。配信基盤とユーザー母数が違います
自分で設定して自分で回したいSaaSが向いています。PKBソリューション は料金を公開しています
数十店舗・1か月の地域キャンペーン当方が向いています。この規模で企画設計から運用まで請ける相手は多くありません
飲食店 × メーカー協賛 × 期間限定当方が向いています。「対象商品の注文が条件」といった設定と、媒体別の流入計測ができます
公費・協賛金が原資で、不正の有無を説明する必要がある当方が向いています。全利用データを走査した監査報告書を提出できます

選ぶときに見る5点

機能の数はどこもほぼ同じです。差が出るのは、誰がどこまでやるかのほうです。 見積りを並べる前に、この5つを揃えてください。

1. キャンペーンの設定は誰がするか
割引額・対象店舗・期間・利用条件を、画面から入れるのは誰か。 SaaSは買った方が入れます。ここに毎回2〜3人日かかります。
2. 店舗まわりの実務は誰がするか
店舗登録、QRの生成と印刷、店頭POPの制作、店員向けの説明。 数十店舗あると、ここがいちばん時間を食います。
3. 開催中の問い合わせは誰が受けるか
「読み取れない」「使えない」の連絡は、参加者からも店舗からも来ます。 窓口をどちらが持つかで、担当者の負担がまるごと変わります。
4. 終わったあとに何が残るか
生データのCSVだけか、報告書まで出るか。 公費や協賛金が原資なら、説明できる形で残る必要があります。
5. 参加者に何を求めるか
アプリのインストール、会員登録、メールアドレスの入力。 求めるものが多いほど、店頭での離脱が増えます。

金額を比べるときに外しやすいもの

システムの利用料だけを並べると、安い方が高くつくことがあります。 見えていない費用は、たいてい人件費です。

項目SaaSを自社で回す場合当方に任せる場合
システム利用料見積りに出る見積りに出る
キャンペーン設定の工数担当者の時間(2〜3人日)込み
店舗登録・QR・POP担当者の時間+印刷費込み(印刷費は別)
開催中の問い合わせ対応担当者が期間中ずっと込み
集計・報告書の作成担当者の時間(数日〜数週間)込み
トラブル時の切り分けベンダーへ問い合わせて待つ直接直します

担当者の時間を人件費に置き換えて比べると、規模が小さいほど差が縮まります。 逆に、数万人規模なら大手のほうが確実に安くなります。

併用・乗り換えについて

紙の券と併用できますか
できます。デジタル側だけをこの仕組みで管理し、紙は従来どおりの回収にする形が多いです。 スマートフォンをお持ちでない方への配慮は、公的な事業では必ず論点になります。
今使っているサービスから乗り換えられますか
参加者のデータは持ち出せないことが多いので、実質は次の企画からの切り替えになります。 店舗の一覧はCSVで取り込めます。
1回だけ試せますか
キャンペーン単位のお見積りなので、1回だけでも構いません。 月額の縛りも最低契約期間もありません。

当方を選ぶ理由になりうる3点

  • 小規模でも受けます。数十店舗・1か月の企画から。最低契約期間や月額の縛りはありません
  • 不正防止を仕組みとして説明できます。スクリーンショットが使えないこと、1人1回を認証で強制していること、 全操作をログに残していることを、具体的にお話しできます
  • 報告書まで納品します。集計機能があることと、報告書ができあがっていることは別です。 利用実績・アンケート・監査結果をまとめてお渡しします

逆に、システムだけ安く使いたいのであれば当方は割高です。 その場合はSaaS型を選んだほうが合理的です。

どちらが向いているか、ご相談ください

案件の条件をお聞かせいただければ、当方が向かない場合はその旨をお伝えします。無理にお勧めすることはありません。